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【長野大学生が行く!信州探訪ゼミ_Vol.1】 〈いいやま雪まつり〉を見て!遊んで!食べ尽くそう!

長野県の最も北に位置する飯山市。豊かな自然と四季の美しさに溢れる地域です。飯山市は、日本有数の豪雪地域で、毎年、大人の身長以上の雪が積もります。そんな、自然の恵み「雪」を資源として毎年5万人以上が集まる〈いいやま雪まつり〉。今回は富山県出身の学生ライターが、このイベントの楽しみ方を「見る」「遊ぶ」「食べる」の3つの視点からご紹介します。

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大迫力の雪像に興奮します!

〈いいやま雪まつり〉一番の目玉は、やはり大迫力の雪像ですよね!数メートルを超える大型雪像をはじめ、アニメなどの人気キャラクターたちや、小型の雪像、飯山市内の小学生が作った雪像が展示されます。前回は、アマビエや龍などのさまざまなキャラクター作品がありましたが、今年はどんな雪像が登場するのか楽しみですね。

イベント実施日の2月11日の夜には、展示された雪像がライトアップされます。多くの雪像は薄水色の優しい光に包まれて幻想的な風景を作り出します。さらに、雪見灯篭のライトアップも行われ、普段は見ることが出来ない、雪の芸術を楽しめます。雪見灯篭は寒さを忘れて見とれてしまうほど、神秘的な景色に癒されそうです。

飯山城址公園では雪像写真展示も行われ、今年度のストリートに作られた雪像と地元小学生が作成した雪像の写真が飾られます。大迫力かつライトアップされた雪像は、確実にインスタ映えすること間違いなし!家族や仲間と一緒にたくさん写真を撮ってSNSに投稿して記録、共有するのもいいですね!

精巧に作り込まれた雪像

ライトアップされた雪像の様子

幻想的な美しさで佇む雪見灯篭

「雪国」ならではの地域文化がステキ!

〈いいやま雪まつり〉では、子どもから大人まで楽しめる参加型のイベントがたくさんあります。飯山城址公園では、毎年恒例のスノースライダーや専用の自転車で遊ぶ雪チャリなど、雪を最大限に活かした、遊雪体験が可能です。(※積雪量によって、イベント内容が変わる可能性があるとのことです)。ウォークラリーは、飯山市内の商店街大型雪像に設置されている、7つのスタンプを集め、応募すると抽選で豪華賞品が当たります。中には、人気の家庭用ゲーム機も。ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。スタンプ台紙は、インフォメーション3カ所、JR飯山駅・本町ぶらり広場・飯山城址公園)に置かれています。

先にご紹介した雪像展示ではコンテストも行われており、「大型雪像 一般の部」と「フリーエントリーの部」があります。一般の部については申込終了していますが、フリーエントリーの部の最優秀賞は商品券3万円分、優秀賞は商品券2万円分、さらに5位までに選ばれると豪華な景品があります。飯山市民以外でも応募が可能ということですので、雪像を「見る」だけでなく、貴重な経験と豪華賞品ゲットを目指して参加してみてはいかかでしょうか。受付期間は2023年2月4日~10日までとなっているので、直前まで申し込みが可能です。知識ゼロの状態からの参加は不安だと思いますが、〈いいやま雪まつり〉実行委員会のHPで雪像作成動画や過去の作品一覧を見ることが出来るので、参考にして、雪国体験をしてみるのはいかがでしょうか!

ユニークな作品も多く製作されます

どこかで見たことのあるキャラクターたちも?!

プレミアムお食事券を利用して、いいやまを食べ尽くそう!

第40回の特別企画として、2000円の購入で2800円分のいいやまの食を楽しむことが出来るプレミアムお食事券が発売されます。販売期間は2月1日(水)~2月12日(日)まで、利用期間は、2月10日(金)~2月28日(火)までとなっています。
プレミアムお食事券は、飯山市内にある40店舗の飲食店で利用することが出来ます。カフェ・喫茶、洋食をはじめ、蕎麦、飲食、スポーツバーなど、バラエティに富んだお店が対象です。

40周年記念ということで、11日と12日の二日間、特別企画として400円メニューを展開するお店もあるとのこと。普段はちょっとお高いメニューが400円で楽しめるという限定メニューも登場し、プレミアム商品券と合わせてとてもお得な食べ歩きが楽しめます。

ここで、女子大生ライターとして個人的に気になったお店を2つご紹介します。1店舗目は、「cafe花赤利(高橋まゆみ人形館内)」です。女子大学生は「カフェ」と「特別」という言葉に弱いのです。(笑)館内では、作家高橋まゆみさんが創り上げた人形の世界と、その舞台であるふるさとの原風景が訪れる人たちを待っています。「café花あかり」というカフェ喫茶が併設されていて、一つ一つ丁寧に作るスイーツが人気。〈いいやま雪まつり〉記念の限定メニューでは、ボリューム満点のハンバーガーやミニデザートが付いた「花あかりランチ」が1200円で楽しめます。他にも、季節限定の信州りんごのホットアップルパイやキャラメルチーズケーキがあり、長野県に来たならばぜひ味わってみたい商品ですね。

2店舗目は、「うなぎ専門店 本多」です。創業明治三十七年、うなぎ料理専門店としてうなぎ本来のうまさを求めているお店。贅沢する余裕がない大学生としてはなかなか食べる機会のないうなぎを、このお得なタイミングで食べてみたい!うなぎはもちろん、お米やお漬物にまでこだわりを持っているとのことで、甘みを控えた秘伝のタレが染みこんだごはんと、ふわっふわのうなぎを口にほおばったときの相性を想像するだけでよだれが出て来ませんか?〈いいやま雪まつり〉限定企画で、「うなぎのほっぺ」ハンドクリームと、うな太ファイル冬バージョンを800円で購入することが出来ます。うなぎの美味しさにうっとり、ウナギエキス配合ハンドクリームでお肌もしとっり、いかがでしょうか。

プレミアムお食事券は2月10日までの前売り分として500枚限定、イベント当日分は売り切れ次第販売終了となっているので、お早めにお求めください。

ボリューム満点の花あかりランチ

“憧れ”のうな重!「いただきます!」

ちょっと変わったハンドクリームとカワイイうな太のクリアファイル付

〈いいやま雪まつり〉は、市民が負担に感じてしまう雪を資源ととらえ、地域の活性化を図ろうという地域の若者の思いから生まれたとのこと。逆転の発送からはじまり、40年も続く地域イベントはとても魅力的なものなのだろうと思います。記念すべき40年目の年、特別な企画も開催されるということなので、見て・遊んで・食べ尽くして、〈いいやま雪まつり〉でのステキな思い出を作ってみませんか?


〈第40回いいやま雪まつり〉
【開催日】2023年2月11日(土)、12日(日)
【メイン会場】飯山城址公園
【お問合せ先】いいやま雪まつり実行委員会 TEL. 0269-62-0156
【ホームページ】http://isnowfes.org/



取材・文:古澤 美百合 写真提供:いいやま雪まつり実行委員会

<著者プロフィール>
古澤 美百合(Miyuri Furusawa) 富山県富山市出身21歳。高校卒業まで富山で育つ。大学進学で、長野大学に進学、長野県在住となる。現在は、長野県上田市柳町を中心に観光まちづくりを学んでいる。

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