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高速直結！晴天率90％！ビギナーやファミリー向けの「佐久スキーガーデンパラダ」で安心スキーデビュー！

キッズにおすすめのスキー場で、最初にご紹介したいのが、「佐久スキーガーデンパラダ（以下、パラダ）。その最大の理由は、晴天率の高さと、アクセスの良さです。
スキーはアウトドアスポーツですので、天気は大きな要素です。スキー場まで来たのに、吹雪など悪天だと、子どもたちの滑る気持ちも萎えてしまいますよね。パラダがある佐久市は内陸に位置し、冬場はどちらかというと太平洋側の気候に近いため、とにかく晴れる日が多いのです！！
スキー場のホームページでは「晴天率90％」と謳われているほどで、青空と眩しい太陽が、子どもたちのモチベーションを後押ししてくれること間違いなし！でも、紫外線防止の日焼け止めや、雪目防止のゴーグルは忘れずにお持ちくださいね。

パラダのもう一つのおすすめポイントが、アクセスです。なんと上信越高速道路に直結していて、パーキングエリアに車を停めて目印の巨大エスカレーターで南パラダのゲレンデ行くことができるのです！
実は、楽にアクセスできるかどうかは、ファミリースキーに大切な要素。例えば、高速道路を通ってインターを降りて、長～い山道を運転して、ようやくスキー場に到着……。
そんな場合、子どもはドライブに疲れてしまって、とてもスキーの気分じゃない、なんてことが少なくありません。
でも、アクセスの容易なパラダなら、そんな心配も無用！都心から車で約90分なので、首都圏からの利用客が多いのも特徴です。子供も大人もストレスなくスキーを楽しめるのは大きな魅力ですね。もちろん、雪道運転に不慣れな親御さんにもおすすめです。

※パラダのゲレンデには「南パラダ」「北パラダ」という2つのエリアがあります。南と北はゲレンデ上部で繋がっていて、ゲレンデ内をリフトで移動するか、無料シャトルバスでも移動できます。

スキースクールやスノーボードスクールも、初心者や子ども向けのレッスンに力を入れているようです。１シーズンで2,000人以上のお子様をレッスンするスキースクールでは、利用客の多くがビギナーまたはキッズとのことで、インストラクターも子どもたちを教え慣れた方が多くいるそうです。3歳から入ることが可能な未就学児のクラスもあり、スキーが初めてでも雪の上で動きやすい専用スキー板を用意しているそうですから、気合いが入っています。パラダスキー場ならスキーデビューも安心ですね。

スキーをしないお子さんはキッズランドへどうぞ。パラダのキッズランドには、ソリゲレンデはもちろん、トランポリン、雪のメリーゴーランド、フワフワ遊具などがあって楽しめます。今シーズンは南パラダに、浮き輪に乗って滑る「フワフワチュービングコース」や、雪上でキックボードができる「スノーキックスケーター」という新しいアトラクションを新設するそうです（※南パラダキッズランドは土日祝のみ）。
また、北パラダには、中に入って遊べる「巨大ロボ」が出現！スキーにあまりこだわらず、自由な雪遊びを通して子どもに雪の楽しさを知ってもらいたいですね。

（写真提供：佐久スキーガーデンパラダ）

雪山、ゲレンデ、そして星空も“キッズファースト”「ヘブンスそのはら SNOW WORLD」

キッズにおすすめのスキー場、2つ目は「ヘブンスそのはら SNOW WORLD（以下、ヘブンスそのはら）」です！
長野県下伊那郡阿智村、いわゆる南信エリアにあるスキー場。中央自動車道の園原インターから約5分、とくに愛知県など中京圏からのアクセスが抜群です。
ヘブンスそのはらは、スキー専用ゲレンデ。初心者やファミリーが安心安全にスキーを楽しめることをモットーにしているそうです。
スキースクールもキッズのレッスンに力を入れているとのことで、3歳～4歳のプライベートレッスンのほか、5歳～小学2年生のクラス、小学3年生～6年生のクラスと細かく分かれていて、きめ細やかで丁寧な指導を行なっているそうです。初めてスキーを履くお子さんは、ぜひスクールも検討したいですね。

ヘブンスそのはらで特に注目したいのが「キッズワールド」。ホームページでは「長野県内最大級」と謳っているほどで、アイテム数が非常に多いのが特徴です。
広々としたソリ用コースがあり、ソリをはじめ、ソリにハンドルが付いた「スノーレーサー」などが楽しめます。また、浮き輪のようなチューブに座って斜面を滑る「チュービングマウンテン」も、子どもたちに大人気だそうです。
そのほか、森の中にはアスレチックやツリーハウスなどがあるなど、子どもたちが雪を好きになる仕掛けが満載！
キッズワールドの中には貸切ドームが2棟あり、ドームを一日借りて、3世代でスキー場を楽しむ方も多いそうです。子どもたちが外で遊ぶあいだ、おじいちゃんやおばあちゃんはドームの中でゆったり過ごすのも素敵ですね。
非常にバラエティ豊かなアイテムがある、ヘブンスそのはらの「キッズワールド」。もはやスキー場の一部というより、ひとつの遊園地という感じかもしれません。

さらにヘブンスそのはらは、アフタースキーも魅力的！　南信最大級の温泉地、昼神温泉郷がすぐ近くにあり、ゆったりと温泉に浸かってスキーの疲れを癒せます。ph9.7という強アルカリ性の昼神温泉は、日本屈指の「美人の湯」だそうですよ。
また、ヘブンスそのはらでは、星空観察ができる「天空の楽園ナイトツアー」も開催しています（※詳細は公式サイト参照）。全長2500m、高低差600mをロープウェイに乗って約15分で移動。標高1400mという山の上で、手が届きそうなほどの満天の星が見られるそうです。昼はスキー、夜は星空ツアーに温泉と、大満足の一日になるでしょう。

（写真提供：ヘブンスそのはら SNOW WORLD）

“忍者ごっこ”でスキーが上達！？　子どものヤル気をくすぐる仕掛けが満載の「戸隠スキー場」

キッズに人気のスキー場で、ぜひ紹介したいのが、戸隠スキー場。「忍者スロープ」というコースがあり、これがキッズに大人気なのです！　忍者スロープのテーマは“忍者の修行”。初心者向けコースに、さまざまなアトラクションが設置されています。どんなアトラクションがあるか、少しご紹介しましょう。
「竹鐘の術＆氷渡りの術」と名付けられたアトラクションでは、竹の鐘を鳴らしながらスキーで滑り抜けます。ツルツルした足元のアイスバーンにも要注意！
「波乗りの術」では、ジャンプ台やウェーブ、バンクなど、少し特徴のある地形を、スキーでうまくクリアできるかに挑戦！
そのほかにも、トンネルをくぐり抜ける「筒抜けの術」や、森の中を通るミニツリーランコース「トガクレの森」などがあり、遊んでいるうちに、自然とスキーに必要な動きが身に付けられる設計になっているそうです。子どもだけでなく、大人も夢中になってしまいそうですね！

戸隠スキー場では、さまざまなキッズ向けのイベントも開催しています。
「スマホで忍者ラリー」は、スキー場内に貼られたQRコードを探してスマホでスキャン。制限時間内に3つ以上集めて応募すると、素敵なプレゼントが当たるというイベント。特筆すべきは商品の豪華さ！過去の賞品には、Nintendo Switch、スキーやスノーボード、カニ1万円分（笑）などがあったそうです。
今シーズンは、ゲレンデに隠された宝箱を見つける「スノートレジャーハント」や「とがっきーとじゃんけん大会」など、小さなお子様でも楽しめるイベントを多数開催予定です。キッズの達成感、満足度もグンとアップすることでしょう。
なお、イベントの開催日時や詳細は、戸隠スキー場のホームページで確認してくださいね。

「もっとスキーが上達したい！」とヤル気満々のお子さんには、スキースクールがおすすめ。忍者スロープを使ったレッスンはもちろん、スキルによって斜面を選んでレッスンを行なっているそうです。
もちろん、スキーをしなくても大丈夫。小さなお子さんや、スキーに飽きたお子さんは、「キッズパーク」で雪遊びを楽しめます。さまざまな遊び道具があり、ソリやチュービング、スライダーなど楽しいアイテムが揃っています。もちろん、ソリなどのレンタルも充実。
また、キッズパークは、ソリのエリア、スキーのエリアが分かれているため、リフトに乗るのが怖いお子さんやの練習や、スキーデビューにもぴったりです。

（写真提供：戸隠スキー場）

構成・文：横尾 綾子