「自転車だからこそ気付ける、町の魅力と人の温もり」自転車冒険家・小口良平さん
8年半をかけて世界157カ国を巡り、日本人最長記録となる地球一周の自転車旅を成し遂げた小口良平さん。現在は辰野町でサイクルステーション「grav bicycle station(グラバイステーション)」を営み、E-bikeなどのレンタサイクルやサイクルツーリズム、野外教育など、自転車をツールとしたさまざまな事業を展開している。世界の隅々まで旅してまわった自転車冒険家が、いま改めて感じる故郷・長野県の魅力とは? 自転車で町を巡る、サイクルツーリズムの楽しさについて聞く。
風を切り、信州の大自然を五感で感じる。「Japan Alps Cycling Project」代表・鈴木雷太さん
中学生の時にロードバイクの魅力にとりつかれ、プロのロードレーサーを目指した鈴木雷太さん。マウンテンバイクに競技転向してからの活躍は目覚ましく、シドニーオリンピックの日本代表にも選ばれた。現在は、ロードバイクやマウンテンバイクなどのレース経験やプロとして活躍した実績を生かし、スポーツ自転車の専門店「BIKE RANCH」を松本市で経営。その魅力を国内外に発信している。自然豊かな長野県だからこそ体感できる、スポーツバイシクルの楽しさとは――。
ロングライドの疲れもふっとぶ!サイクリスト推し“クール!?ダウン温泉”3選!
左右に広がる山並み、澄んだ空気のおいしさ、鳥や虫の音。長野県の細やかな魅力を五感で感じることができるのがサイクルツーリズムの魅力。
「サイクリストの楽しみは、やはりその土地のおいしい“グルメ”です。そこを目的としてルートを考える人が多いですね。そして、長野県といえば“温泉”もはずせません。走った後の最終目的地に設定すれば、汗や疲れを流し、すっきり帰ることができますよ」(小口良平さん)
自転車の魅力を発信する小口良平さん、鈴木雷太さんのお二人に、数ある長野県の日帰り温泉の中で、自転車旅の最終目的地として、また途中の立ち寄りポイントとしても最適な“個人的におすすめのクール!?ダウン温泉”をお聞きしました!
小口良平さん&鈴木雷太さんがおすすめする、おいしいものでエネルギーチャージ。パワーアップグルメ。超厳選3品!
疲れた体にエネルギーチャージ。温泉とともに欠かすことができないのが“グルメスポット”です。
「本格的に走るときに携帯しておくといいのは大福や個包装のようかんなどの和菓子。糖質はすぐエネルギーに変わり、腹持ちもいいのでおすすめです。また、特に暑い時期、汗をかいているときに意識してとった方がいい食べ物は、塩分が高いもの。水分補給のみだと低ナトリウム血症が起こってしまうので塩分補給が重要です。手軽に塩分が摂取でき、サクっと食べられるラーメンは、サイクリストからの人気も高いグルメです」と小口良平さん。 おいしいものの宝庫である長野県。小口良平さん、鈴木雷太さん、お二方が選ぶ、サイクルツーリズムにおすすめ!長野県ならではのパワーグルメとは?
E-バイクで巡りたい!長野県内のおすすめ名所&観光スポット
観光のツールとして、今大注目の自転車。特に「E-バイク」は、坂道も楽々、サイクリングビギナーの強い味方です。今回は初心者でも安心して長野県でサイクルツーリズムを楽しむための情報を紹介。各市町村で行っているレンタサイクルやおすすめコースをチェックして、E-バイクでE-観光へ出かけましょう!
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