TOP PHOTO：広大な牧草地『長門牧場』でのんびり過ごす牛たち ©長門牧場
 

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戸隠連峰の裾野・戸隠高原に広がる『戸隠牧場』は、標高1,200mに位置する「戸隠キャンプ場」に併設。広大な敷地の中、放牧された牛や馬を間近で観察することができます。
ウサギやモルモットなどの小動物、ヒツジと触れ合えるコーナーはお子さまに大人気。夏休み期間などには、魚のつかみ取りイベントも開催されます。小学生を対象とした乗馬体験では、インストラクターが馬を引き場内を周回。
牧場入り口付近のカフェやそば店で、ソフトクリームや地元名物の戸隠そばといった食事も楽しめます。

蓼科山の山腹に広がる白樺高原。その標高1,400m地点に位置する『長門牧場』は、東京ドーム45個分の広大な牧草地で約200頭の牛などを飼育しています。
場内の加工場では、搾りたてミルクを使いアイスクリームやヨーグルト、チーズなどを製造。レストハウス内の売店で販売しています。数々の商品の中でも一番人気は、濃厚な味わいのソフトクリーム。2023年夏には、期間限定のミルクキャラメル味も登場！
土日・祝日やゴールデンウィーク、夏休み期間は「トラクター遊覧」が催行されます。10名以上のグループでバター作りや搾乳なども体験可能です。

長野県中央部の白樺高原にある『鷹山ファミリー牧場』では、さまざまな体験メニューを用意しています。ソーセージやバターなど食品作りの他、4輪バギーやトラクターなどの乗車体験も。
もちろん「やぎ散歩」や乗馬、乳搾りといった動物との触れ合いも可能です。自分の手でミルクを搾る体験は、子どもにも大人気。乳牛の種類や性質を学ぶ機会にもなります。雨の日でも楽しめるのが嬉しいところ。

長野県東部・佐久市にある『スエトシ牧場』は、乗馬体験をメインにさまざまな動物と触れ合うことができます。レベルに合わせたコースを回る乗馬体験は、スタッフの指導のもと、初めての方でも気軽にチャレンジできます。
馬の世話と乗馬がセットになったプログラムもあり、小・中・高校生を対象とした「子供ポニー&ホースキャンプ」は春・夏休み期間限定で開催。1泊2日の「ファームステイ」は動物が好きな方はもちろん、馬と触れ合い親近感が湧いてから乗馬にトライするのでおすすめです。
場内に点在する「ふれあい動物園」では、ウサギやラマ、羊、ヤギ、カピバラなどと触れ合うこともできます。

白樺湖から車で5分ほどの場所にある『ホープロッヂ乗馬牧場』。乗馬やものづくり体験、バーベキューが楽しめます。場内に併設されているコテージに宿泊も可能で、ペット連れOKの部屋も用意されています。
乗馬は、親子で一緒に体験できる「引き馬」の他、レッスンや外乗りコースもあるので、初心者から上級者まで満喫できます。子どもにも人気のレザークラフト体験では、ネームタグやストラップなどを制作。1名から参加可能です。

八ヶ岳連峰の麓・標高1,000mに位置するアルパカ専用の『八ヶ岳アルパカ牧場』。0～17歳のアルパカ全25頭（2023年6月時点）を飼育しています。
エサやりの他、近くで写真撮影や場内を一緒に散歩することもできます。コースを駆け抜ける様子を見ることができる「アルパカダービー」も大人気。
売店には本物のアルパカの毛を使ったぬいぐるみやラグマット、クッションなどオリジナルグッズが並びます。アルパカ好きにはたまらない、その魅力を存分に感じられる施設です。

御嶽山の麓・開田高原は、古来より飼育されていた「木曽馬」のふるさととしても知られています。木曽馬を保護・育成する『木曽馬の里』では、ふれあいや乗馬体験が可能です。
「木曽馬」は中型で体幅が広く、大人しく優しい性格のため、のんびりと乗馬が楽しめます。放牧場では自由に触ったり飼料を食べさせたり。
約50haの場内には遊歩道が整備されており、特産のそばの花や山野草を観察する高原散策にぴったりです。食事処「一本木亭」では、そば打ちも体験できます。

伊那谷の箕輪町にあるポニー牧場『パカパカ塾』では、ポニーの飼育を中心とした体験学習プログラムを展開。定期的に牧場に通いポニーの世話をする「ポニースクール」を開講しています（小・中学生が対象）。塾生は馬小屋の清掃やエサ作り、ポニーの世話、鞍つけといった飼育の一連を担当。一頭一頭異なる性格の馬たちと向き合うことで忍耐力を養い、勇気や他者への思いやりを育みます。
未就学児から小学4年生くらいまでの子どもを対象に引き馬体験ができる他、小学校低学年を対象に飼育・乗馬体験も可能です。

文：松尾 奈々子