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おやきとは
「おやき」は小麦粉やそば粉などを使った生地で、野菜や山菜、キノコ、餡子といったさまざまな具材を包んだ長野県の郷土料理。長野県北部の上水内郡西山地域が発祥といわれ、小川村の縄文遺跡からは雑穀の粉を練り焼いた跡が見つかっている。米の栽培に適さない山間部で米の代用品として重宝され、各家庭に囲炉裏があった頃は表面を焼いた「おやき」を灰で蒸し焼きにした「灰焼きおやき」が主流だった。里から町に伝承されるにつれ蒸したり焼いたりとさまざまな調理法で作られるようになり、今でも各家庭や各店によって製法に違いがある。
「おやき」について詳細は下記記事もご覧ください。
☞郷土料理「おやき」を知れば、長野の暮らしが見えてくる!?
01 OYAKI FARM(おやきファーム)(長野県長野市)
1925年(大正14年)創業の「いろは堂」が営業する「OYAKI FARM(おやきファーム)」。工場に販売店舗やおやきを使ったスイーツを提供するカフェ、そして、おやき作り体験スペースが併設する“おやきの総合施設”だ。「いろは堂」のおやきは油で揚げた生地をさらに窯で焼き上げる。体験では「いろは堂」ならではの揚げ焼きおやきを作ることができる。おやき作り体験は公式サイトから要事前予約。施設は上信越自動車道「長野インターチェンジ」から車で約2分の立地にありアクセスが便利。長野観光の行き帰りに立ち寄りたい。
【INFORMATION】
【スポット名】OYAKI FARM
【住所】長野県長野市篠ノ井杵淵7-1(☞Google Maps)
【営業期間・時間】通年営業、不定休 ※休業日は公式サイトをご確認ください
【体験料】一般 1,800円、3歳〜小学生 1,500円(1人2個) ※小学生以下は保護者の同伴が必須
【電話】OYAKI FARM:026-214-2800
【詳細】公式サイト
【備考】要事前予約
02 小川の庄 おやき村(長野県小川村・長野市)
長野県北部に2つの店を構える『小川の庄 【縄文おやき村】』。北アルプスの麓、豊かな自然に囲まれた小川村の店舗「おやき村」は縄文時代の竪穴式住居を模した建物。蔵を改装した直営店「大門店」は長野市の善光寺門前に位置。いずれも囲炉裏が備わる。おやき作り体験では、職人さんに作り方を教わながら野沢菜と小豆を包み、囲炉裏で焼いて仕上げる。昔ながらのおやき作り体験が魅力で、焼きたて熱々のおやきは格別。持ち帰りもできる。いずれの店舗でも焼きおやきや蒸しおやきの購入の他、イートインが可能。
【INFORMATION】
【スポット名】小川の庄 縄文おやき村
【住所】小川村店:長野県上水内郡小川村高府6937(☞Google Maps)/長野市店:長野県長野市長野53(☞Google Maps)
【営業期間・時間】通年営業、10時30分〜14時、小川村:月曜定休、長野市店:水曜定休 ※いずれも定休日が祝日の場合は、翌日休み
【体験料】1,200円(1人2個)
【電話】小川村店:026-269-3767/長野市店:026-232-5786
【詳細】公式サイト
【備考】要事前予約
03 やきもち家(長野県長野市)
長野市中条地区の高台に建つ温泉宿『やきもち家』。古民家を改修した趣ある施設で、囲炉裏で焼くおやき作り体験が可能だ。梁(はり)や吹き抜けが特徴の屋内を見学した後、おやき作り体験がスタート。生地をこねる工程に始まり具材を包んで囲炉裏で焼き、その場で実食する。宿泊はもちろん、おやき作り体験の後に温泉に入る日帰りプランもおすすめ。内湯と露天風呂があり、のどかな里山の風景を眺めながら温泉を満喫してはいかが。
【INFORMATION】
【スポット名】やきもち家
【住所】長野県長野市中条日下野5286(☞Google Maps)
【営業期間・時間】通年営業、毎週日曜開催、13時〜
【体験料】中学生以上 1,500円(1人2個)
【電話】やきもち家:026-267-2641
【詳細】公式サイト
対象は中学生以上。要事前予約。☞予約はこちら
04 Vif穂高「ふれあい体験館」(長野県安曇野市)
安曇野市穂高地区にある「Vif穂高」では、おやきややしょうま作り、地元名産のワサビを漬ける教室、そば打ち体験などさまざまな郷土料理作りが体験できる。おやき作り体験では敷地内の加工所で製造した具材を使用。併設する農産物直売所「いち番館」で地元農家が持ち寄った新鮮な野菜を販売する他、食事処「味彩館」では地産のそば粉を使った手打ちそばや安曇野産の信州サーモンの刺身などを提供。体験と合わせ、お土産購入や食事も楽しんで。
【INFORMATION】
【スポット名】Vif穂高「ふれあい体験館」
【住所】長野県安曇野市穂高有明7751-1(☞Google Maps)
【営業期間・時間】通年営業、1月1〜5日休み、10:00~16:00(最終入館14:00)
【体験料】1セット 3,500円(2〜3人6個)
【電話】0263-81-5656
【詳細】公式サイト
【備考】前日12時までに要予約
05 松川村・安曇野ちひろ公園(長野県松川村)
「安曇野ちひろ美術館」に隣接する『松川村・安曇野ちひろ公園』。公園の北側には食文化を学ぶ体験交流館や野菜の収穫体験ができる農園などが整う。体験交流館を会場に土日・祝日を中心に、おやき作り体験のイベントを開催。5〜10人の団体を対象にした体験プランも事前予約で受け付ける。野沢菜やクルミみそ、切り干し大根などの具材を使い作り方は地元のお母さんたちに教わる。完成したおやきは持ち帰りも可能。焼き時間には、北アルプスや安曇野地域の田園風景を望む公園内を散策するのがおすすめ。
【INFORMATION】
【スポット名】松川村・安曇野ちひろ公園
【住所】長野県北安曇郡松川村3358-97(☞Google Maps)
【営業期間・時間】詳細は公式サイトをご確認ください
【体験料】800円(1人3個)
【電話】松川村・安曇野ちひろ公園:0261-85-8822
【詳細】公式サイト
【備考】体験イベントは予約不要、団体向け体験プランは要事前予約
06 ふるさと体験 木曽おもちゃ美術館(長野県木曽町)
木曽地域の国道361号沿いにある『ふるさと体験 木曽おもちゃ美術館』。エントランスの「であいのやかた」や各種体験が開催される「たいけんのやかた」、多種多様な木製遊具が備わる「おもちゃのやかた」の3館で構成。おやき作り体験では米粉を使ったもちもちとした食感の生地で季節の食材を包む。冬季は木曽地方の郷土料理「すんき」が具材に。「おもちゃのやかた」は0歳から遊ぶことができ家族みんなで楽しめる他、地元特産品を使ったランチが味わえるカフェや木のおもちゃなどを販売するミュージアムショップも併設する。
【INFORMATION】
【スポット名】ふるさと体験 木曽おもちゃ美術館
【住所】長野県木曽郡木曽町新開6959番地(☞Google Maps)
【営業期間・時間】通年営業、水曜・年末年始休業、10〜16時
【体験料】1,500円(1人3個)※最少催行人数2人
【電話】ふるさと体験 木曽おもちゃ美術館:0264-27-1011
【詳細】公式サイト
【備考】3日前までに要予約
07 はびろ農業公園みはらしファーム(長野県伊那市)
長野県南部の伊那市に位置する『はびろ農業公園みはらしファーム』は、充実した体験プランが魅力の観光農園。おやき作り体験は事前予約制で受け付け。地元特有の米粉の生地で餡子を包み、その場で食べても持ち帰ってもOK。この他、園内でイチゴやブルーベリー狩りが楽しめる。敷地内に併設する農産物直売所やバーベキューガーデン、動物とのふれ合い広場などのさまざまな施設で買い物やレジャーを満喫するのもおすすめ。
【INFORMATION】
【スポット名】はびろ農業公園みはらしファーム
【住所】長野県伊那市西箕輪3416-1(☞Google Maps)
【営業期間・時間】通年営業、10:30〜、12:00〜
【体験料】1,000円(1人2個)
【電話】はびろ農業公園みはらしファーム 公園事務所:0265-74-1807
【詳細】公式サイト
【備考】3日前までに要事前予約
文:松尾 奈々子
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