top photo：©︎扉温泉 明神館
大きな自然を感じ、溶け込む宿
扉温泉明神館｜松本市
松本市街地から車で30分、標高1,050mの森のなかに佇む一軒宿「扉温泉明神館」。1931年の開業以来、多くの作家や学者の逗留（とうりゅう）の地としても選ばれてきました。食事は地元産野菜にこだわり抜いたナチュレフレンチ、または日本料理ならぬ〝松本料理〟を味わえるダイニングで。ここでしか味わえないオリジナリティあふれるひと皿に出会えます。温泉は立ち湯、露天風呂付き大浴場、寝湯の3か所。どの浴場も神経をリラックスさせる38℃から40℃のぬるめの設定です。体の芯からじわじわ温め、自立神経のバランスを保ちます。
ディナーは「ナチュレフレンチ 菜」と「信州ダイニング TOBIRA」のふたつのレストランから選べます ©︎扉温泉 明神館
プラスアルファの癒しを求めて「トリートメントルームナツラ」へ。メインメニューは、インド、スリランカで生まれた伝統医学「アーユルヴェーダ」を取り入れたトリートメント。身体を立体的に捉え、神経系やリンパ系など組織の状態に合わせた施術を行います。使用するオイルは、本場インドで古代より受け継がれる製法でつくられたもの。アーユルヴェーダで体の細部の状態を知ることは、自分の健康を見つめ直す機会にもなるはず。
リンパの流れを良くして、体をほぐす「アーユルヴェーダ」のエステコースもあります ©︎扉温泉 明神館
松本市の森、個室露天風呂付きの客室もある明神館で、プライベートなひとときを ©︎扉温泉 明神館
とことんスローで贅沢な滞在を
昼神温泉石苔亭いしだ｜阿智村
長野県南部、昼神温泉「石苔亭いしだ」は、スローステイを楽しむのに最適な宿。全19室の客室は、中庭を望むスタンダードな和室から和モダンのしつらえを楽しめる部屋まで多種多様です。食事は月替りの会席料理を提供。南信州の食材を中心に、旬のメニューを堪能できます。夜は館内の能舞台「紫宸殿（ししんでん）」へ。南信州の伝統芸能を楽しむ宴が開催されます。
昼神温泉は単純硫黄泉の〝美肌の湯〟として親しまれ、無色透明、とろりとした湯でつるつるの肌になると評判。何度も入りたくなる伊那谷の名湯です。
南信州の旬の食材を使った月替わりの会席料理に舌鼓 ©︎石苔亭いしだ
宿泊客は、能舞台「紫宸殿」で、南信州の伝統芸能を無料で鑑賞できます ©︎石苔亭いしだ
滞在中に温泉と一緒に楽しみたいのが、ナチュラルスパ「花折（はなおり）」での本格的なアジアンスパ。経路に沿ってツボを刺激する施術は、むくみの解消や疲労回復、代謝促進などに効果的です。
日々の忙しさから離れ、どっぷり非日常を味わうなら、2泊3日の連泊プラン「39時間ステイ」がおすすめ。21時から25時までのチェックインなので、仕事終わりに足を運ぶなんてことも可能です。体と心を休める〝何もしない贅沢〟をぜひ楽しんで。
緑の中庭を眺めながらリフレッシュするひとときも味わえます ©︎石苔亭いしだ
21時から25時からのチェックイン可能プランもあり。仕事終わりの目的地にもできるうれしい歓迎 ©︎石苔亭いしだ
2種の源泉、スパでリフレッシュ
軽井沢マリオットホテル｜軽井沢
2016年7月、軽井沢に誕生した「軽井沢マリオットホテル」。世界最大級のホテルチェーンのサービスと長野の自然を存分に感じられます。温泉は2種類の源泉が特徴。大浴場では浅間山の中腹で湧出し、柔らかな手触りのお湯が特徴の「小瀬（こせ）温泉」、別館ノースウイングの客室露天風呂には、湯冷めしにくい「塩沢温泉」をひいています。
ディナータイムにはぜひワインをお楽しみください。高品質な長野県産ワイン「NAGANO WINE」の豊富なラインナップにおどろくはず。3種のワインを選べるテイスティングセットもあるので、好みの味を探してみては。
森の光が差し込む和洋さまざまなタイプの客室から選べます ©︎軽井沢マリオットホテル
ドッグ対応のプライベートコテージも。ドッグ用のアメニティも充実 ©︎軽井沢マリオットホテル
マリオットホテルの滞在では、「庵スパ KARUIZAWA」でのスパ体験が可能。スペシャルアロマトリートメント＆金箔パックコースは軽井沢限定のメニューです。使用する天然オイルは、長野の大地で育ったヒノキから生まれたもの。森林浴を思わせる癒しのトリートメントで全身が整います。ほかにも、もみほぐしやアロマトリートメントなど全7種20コースの豊富なメニューを取り揃えています。リラックスできる空間で温泉とエステ・スパの相乗効果を感じましょう。
